動揺を見せる友奈に、首を傾げる。
「中矢、なにか勘違いをしていないか? 蒼空がやらかしたのは、私の名前を出したことだけだ。私と朝原晴真の関係性には触れていない」
知由は友奈にスマホを渡す。
『晴真くんと写ってるこの人、誰?』というコメントに対して、『三崎知由さまです!かっこよくて美しい、僕の尊敬する人です』と返しているアカウントが一つ。
名前は“ソラ”とある。
「蒼空は、あくまで他者に私を知ってほしいという気持ちからコメントしたのだろう。蒼空は朝原晴真のことをよく知らなかったみたいだからな。ここまで大事になるとは思っていなかったはずだ」
蒼空の思惑とは違う広がり方をさせてしまったネットに対して、友奈は恐怖心を抱く。
知由は友奈からスマホを受け取る。
「じゃあ、蒼空さんのこと、許すの?」
「そんなわけあるか」
知由の声は強かった。
「朝原晴真の人気度を知らなくとも、ストーカー被害に遭っていることは知っていた。つまり、蒼空は間接的にもストーカーに私の存在を教えるようなことをしたのだ。こんな軽率な判断をする奴は、この店にはいらない」
慕ってくれる相手でも容赦ない知由に、友奈は自分が責められている気分になる。
「中矢、なにか勘違いをしていないか? 蒼空がやらかしたのは、私の名前を出したことだけだ。私と朝原晴真の関係性には触れていない」
知由は友奈にスマホを渡す。
『晴真くんと写ってるこの人、誰?』というコメントに対して、『三崎知由さまです!かっこよくて美しい、僕の尊敬する人です』と返しているアカウントが一つ。
名前は“ソラ”とある。
「蒼空は、あくまで他者に私を知ってほしいという気持ちからコメントしたのだろう。蒼空は朝原晴真のことをよく知らなかったみたいだからな。ここまで大事になるとは思っていなかったはずだ」
蒼空の思惑とは違う広がり方をさせてしまったネットに対して、友奈は恐怖心を抱く。
知由は友奈からスマホを受け取る。
「じゃあ、蒼空さんのこと、許すの?」
「そんなわけあるか」
知由の声は強かった。
「朝原晴真の人気度を知らなくとも、ストーカー被害に遭っていることは知っていた。つまり、蒼空は間接的にもストーカーに私の存在を教えるようなことをしたのだ。こんな軽率な判断をする奴は、この店にはいらない」
慕ってくれる相手でも容赦ない知由に、友奈は自分が責められている気分になる。



