「……“かもしれない”って書いてあるでしょ。その人がストーカーの可能性だってある。たとえば、夢郷未咲のストーカー、とか」
晴真に視線が集まり、晴真は首を左右に振る。
「まあ、ないけど」
「どっちなの」
友奈は苛立ちを隠さずに言う。
だが、知由は一切気にせず、友奈の反応を流す。
「過剰な反応といっても、怯えていると言ったほうが相応しい感じだった。気付かれて慌てているともとれるけど、どちらかというと、ストーカーという存在を恐れているように見えた」
全員が納得している中で、晴真は感心している。
「入る前にネットでこのお店について調べたんですけど、探偵業をしているって、本当だったんですね。実は」
「私は知らない」
知由は晴真がすべてを言ってしまう前に、釘を刺した。
晴真は数回瞬きをし、苦笑している。
「ちぃちゃん、どうしてそんな意地悪を言うの?」
雪兎の親のようなセリフと言い回しに、知由は顔をしかめる。
「有名人だったら、ストーカーなんて日常茶飯事でしょ。そんなことでいちいち怯えてるくらいなら、辞めればいい」
より一層、悪い言葉が返されて、雪兎は注意することを諦める。
「そしてなにより、依頼内容が薄すぎて興味ない。警察にでも相談したら? 相手にされないだろうけど」
晴真に視線が集まり、晴真は首を左右に振る。
「まあ、ないけど」
「どっちなの」
友奈は苛立ちを隠さずに言う。
だが、知由は一切気にせず、友奈の反応を流す。
「過剰な反応といっても、怯えていると言ったほうが相応しい感じだった。気付かれて慌てているともとれるけど、どちらかというと、ストーカーという存在を恐れているように見えた」
全員が納得している中で、晴真は感心している。
「入る前にネットでこのお店について調べたんですけど、探偵業をしているって、本当だったんですね。実は」
「私は知らない」
知由は晴真がすべてを言ってしまう前に、釘を刺した。
晴真は数回瞬きをし、苦笑している。
「ちぃちゃん、どうしてそんな意地悪を言うの?」
雪兎の親のようなセリフと言い回しに、知由は顔をしかめる。
「有名人だったら、ストーカーなんて日常茶飯事でしょ。そんなことでいちいち怯えてるくらいなら、辞めればいい」
より一層、悪い言葉が返されて、雪兎は注意することを諦める。
「そしてなにより、依頼内容が薄すぎて興味ない。警察にでも相談したら? 相手にされないだろうけど」



