┄1週間後┄
私のあの時感じた胸騒ぎは、嘘じゃなかったんだ
「あれ〜?今まで気づかなかったけどぉ〜、まことくんとー悠介くんじゃん〜、こんなところで出会えるなんてーすごーぃ」
あれ?今までの瑠菜とガラリと雰囲気が変わった?
やっぱり、瑠菜が転校してきた初日に瑠菜と話してて感じたことは本当の出来事として、私の目の前の光景として映し出された
「やっぱりね、2人の名前出した時、一瞬表情曇ったもんね」
「うん」
私たちは今、中庭で話してたら瑠菜があの時みたいに駆け寄ってきた
そして、まことくんと悠介くんを見るとすぐ高くて甘い声を出した
私と美優は一瞬心の中でイラッとして、すぐ瑠菜に詰め寄った
「ちょっと、あんた!前聞いたとき、知らないって言わなかったけ?」
美優は瑠菜の胸ぐらを掴むと
「ちょっと〜、あの時は忘れていただけじゃん〜、そんなに怖い顔しないでよー。」
「誰もあんたのこと助けてくれないと思うけどね?まことくんも悠介くんも麗奈の過去は知ってるからね?助けを乞いたっても、無駄だから」
美優は私を思って怒ってくれてるのがわかって、懐が熱くなった