どうやって解放され、どうやって家に帰ってきたのかも覚えていない
だけど、唯一覚えていることは
「麗奈……どうしたの?ボロボロじゃない」
「麗奈!」
私はボロボロになりながらも、両親に抱きついた
私はこのセリフを吐いてしまった
「もう……学校……行きたくない…」
恐怖からか、言葉は上手く出てこなかったけど。両親は私が落ち着くまで待っててくれて、その後今日起こったこと全て話してみた
「その2人の顔は覚えてないの?」
「一人の男性は『星夜』って瑠菜が」
わたしと瑠菜が仲良いのは2人も知っていた
よく遊びに来ていたから
「麗奈……」
「もうひとりは……たしか……暁羅って言ってた気がする」
そのふたりがどこの誰か分かれば、警察に突き出せるのに、とお父さんは言った



