俺が1人で登校してると、右足で何かを蹴っちまったのかチリンチリンと音がした

不思議に思った俺は、しゃがむと

インコだろうか?鳥のキーホルダーが落ちていた

踏まなくてよかった

でもこのキーホルダーつけてる生徒って言ったらあの子だよな?

良く、神田川たちと一緒にいる…

違ってもいいから俺は急いで、鳥のキーホルダーの持ち主の元へ走ることに

そしたら、それらしき女の子が玄関で上靴に履き替えているところだった

俺は意を決して、話しかけた

「なぁ、あんた。小鳥の麗奈さん?」

というか、名前を覚えるの苦手な俺からしたら、苗字がちゃんと出てこなかった

俺が声をかけて振り返ると、俺は息を飲んだ