再会した幼なじみは私だけを溺愛する


その後も、沢山買い物をしたあと、また二手に分かれて、私をまことくんが。

みゆを斎藤くんが家まで送ってくれることに

買い物を楽しんでいたら、もうすっかり夕方で日が傾き始めていた

「ありがとうね、今日。うさぎのぬいぐるみ。買ってくれて、それにさっきなんで私の言葉をさえぎったの?」

「あー、なんか俺が買ったって気が付かれたくなくてな。か、かっこ悪いか?」

まぁ、美優は真実がハッキリするまで根掘り葉掘り聞きそうなタイプだけど

「そっか……」

「なぁ、俺、ずっと迷ってたんだ。麗奈ちゃんって…、9才の頃、毎日遊んでた幼なじみの麗奈ちゃんだよな。違ったらどうしようかと思ってたが、俺の勘は間違いじゃなかったんだな」

やっぱり、覚えててくれてたんだ。

まぁ、小学生の時ほど、無邪気じゃないから分からなかったんだろうな