再会した幼なじみは私だけを溺愛する


「じゃあ、俺に貸してくれないか?俺のと一緒に買おう」

と、そう言って私が抱きしめていたうさぎのぬいぐるみをひょいっと取ると、その足で会計へ

断る余地を与えてはくれず、うさぎのぬいぐるみは袋に入って

「ほらよ、金のことは気にするな。今日は買い物に付き合ってくれたお礼だからよ」

「……!。有難う!嬉しい」

その時のまことくんは最高の笑顔で微笑んでいた事、私はその先も知ることも無く

美優たちと合流した

「えっ、袋大きいね?何が入ってるの〜?」

「えっとねー、うさ」

「美優ちゃんたちには内緒だ。次どこ行くんだ?」


私が『うさぎのぬいぐるみ』って言おうとしたら、遮られた