「まぁ、その話はそのうち話すから。正直私も曖昧なんだよね。小学校の時の記憶は、あまりないから」

私はあの日以来、記憶が断片的で思い出したくないくらい衝撃的な出来事があったから

「ねぇ、さっきゲームセンターでゲットしたお菓子広げてみない?」

美優が気を利かせて、話を逸らしてくれた

「おっ、そうだな。忘れるところだった」


私たちはさっきゲットしたお菓子を食べながら、日が暮れるまで友達と楽しく話した

┄夕方5時半頃┄

「うぇっ!もう5時?嘘でしょ〜?」

「門限があったとか?」

だとしたら、物凄く申し訳ないことをしてしまった

「ううん、門限は大丈夫だけど。そんなに長く話し込んでいたんだなーって驚いちゃったの。てへ」

「そっか!」

私が微笑むと美優は「うん」と返事をした