「実玖、今日も泊まってくんだろ?」

「うん、昔からよく泊まってたよね」

「まぁ、母さんも実玖のことが好きだから、今日も晩御飯張り切ってるぞ」

私の親は共働きでよく莉久の家に泊まることが多い

「今日の晩御飯はなんだろーな!」

私は莉久にもたれながらつぶやく

私はいつも1人になるから、莉久のお母さんの料理が好きで泊まらなくてもお互いの家、行き来しては料理をご馳走することが多い

「瑠美さんの料理美味しいもんな〜」

今7月なのに暑いのお構い無しに莉久にくっついてた

「りーく!」

「ん?」

チュッ

「み…く…?」

「えへへ、キスしちゃったー」

私は不意打ちでキスをすると