再会した幼なじみは私だけを溺愛する


私たちはだいたいチャイムがなるまで空き教室や屋上で時間を潰すことが多い

今日は曇りで雨も降りそうだから、空き教室に

すると、そこに居たのは

「あれ?宝条くん?」

「えっ、小鳥遊さん、それに桜川に齋藤に神田川?」

「どうしたんだ?空き教室で電気もつけずに。暗くねぇの?」

なんかいつも明るくて、みんなに人気の宝条くんの表情が何故かくらい?

「どうした?何かあった?話聞くからさ」

しばらく黙り込む宝条くんだったが、すぐ顔を上げて

「いや、なんでもねぇよ。少し考え事してただけ、じゃあまたな」

『なんだったんだろ?』

私たちはそんな疑問を抱えたまま、いつもの何気ない話をする