空き教室にしばらくいるとまことくんが
「麗奈…はぁ。良かった。あいつに麗奈取られたらどうしようかと思った。麗奈には俺しかいないって分かってたはずなのに…」
「ごめんね?でも私はずっとまことくんだけだよ?」
「麗奈には俺だけでいいんだよ。バーカ」
まことくんは昔から、何かあるとすぐ「バーカ」をつける
「麗奈…目、つぶってくんねぇ?」
まことくんは私の方に向かい合うと
いつもこの瞬間だけは慣れなくて、そして照れる
まことくんの目を見ると、顔を近づけてきて
「……っん」
「れい…な…」
何度も角度を変えながら、キスをしていく
「口、開いて」
「んんッ…激しっ…」
しばらく二人でいると、私たちは唐突にここが学校ってことを思い出し、急いで空き教室を飛び出す
全力で走り、何とかホームルームには間に合った



