「6人集まったから、みんなで教室行こー」

「ちょっと待て、美優ちゃんはこっち」

そう言って悠介くんは美優の腕を掴むと屋上に続く階段を登り始めた

「ちょ、悠介くん…どうしたの」

「あれれ〜、もしかしてあれは〜」

わたしと実玖ちゃんは2人で抱き合って『きゃー』と言ってる

「まぁまあ、2人が帰ってくるまで教室で待ってよーぜ」

「そうだね!」




A組にいくと、別の男子に引き止められた

「あ、ちょっと小鳥遊さんいい?」

「えっ?」

「ちょっとー?麗奈は俺のなんですけど」

まことくんが止めてるのも聞かず宝条くんは私の腕を掴む

「あ、ちょっと」

「宝条くん、どこ行くの〜?」

私は戸惑ったけど、とりあえず宝条くんについて行くしかないと感じた私はそのまま空き教室に