再会した幼なじみは私だけを溺愛する


暖かかった

親の温もりはもう感じられなかったけど、いとこの真緒兄さんは暖かくて、俺はその日うなされることなくすやすやと眠れることが出来た

そして、中学1年の入学式の時

「悠介!俺の着られなくなった学ランやるよ。ほら」

「真緒兄さん、ありがとう!」

「おうっ!」

中学の時は楽しかった

毎日、暖かいご飯にお風呂。義理の家族は俺の事を本当の息子のように育ててくれた

常花中学に行くと、まことに出会った

「あれ?お前、1人なの?良かった。おれも1人なんだ。幼なじみと離れてさ」

「お前、なんだよ。急に」

俺の横に座った男の子は、神田川 まこと

優しくて頼もしくて運動神経抜群で、勉強までもができるまさに才色兼備

俺は負けたと思った。だけどまことが