私たちが来たのはテレビでも雑誌でも取り上げられるほどの大人気な水族館
「わっ〜、大きい〜」
目の前に聳え立つ水族館に私は上を向いたまま、開いた口が塞がらなかった
そして、ふたたび歩き出すと入場チケットを買って、中に入ると1番最初に出迎えてくれたのはシロクマだった
ものすごく大きくて、目の前で見るのは初めてだから一瞬私の肩が上がった
「お、シロクマだ。俺も初めてみた!」
「大きい〜」
私たちがシロクマをずっとみていたらシロクマが私たちの方に気がついて、寄ってきてくれた
あまりの迫力に後ずさりをするところだった
シロクマは頭を上下に2、3度振ると、左側へ歩き出した
「うっわ、何今の〜すごい可愛かった〜」
まだまだ可愛い生き物は沢山いるのに既に興奮している私
「たしかにな、写真撮ればよかったや」
まことくんは苦笑いを浮かべると、次へ歩き出した