今日は白のティシャツにお気に入りのベージュ色のキャミソールを着て、首元はキラキラと輝いてる蝶と華のネックレス

髪も巻いて、メイクもして、

「よし!準備完了!」

私の髪の長さは入学式には胸元までだったけれど、今は腰まで伸びている

私が準備を終えるのと同時に家のチャイムがなった

「まことくんきたー♡」

私は舞い上がる気分を何とか抑えて、玄関のドアを開ける

「麗奈…誕生日おめでとう!じゃあ今日は麗奈の好きなところに行きますか」

私はカバンから鍵を取り出すと、ドアを閉める

「ほら」

まことくんは右手を私の前に差し出してきて、私はその手を取る