わかった途端体が熱を帯びていくのがわかった
まことくんの部屋に戻ると、ドアを閉めて
ふたたびまことくんの腕の中へ
「やっぱりさ、麗奈は落ち着くから、離れてるのが惜しいくらい」
「まことくん…」
「俺、麗奈のこと好きみてぇだわ。誰にも渡したくねぇとか、誰にも見せたくないとか、可愛い顔も見るのは俺だけでいいとか、これってもう…あれだよな?」
「まことくん、私も一緒の気持ち…ねぇ、気づいてた?私は気づいてた。今も首元にぶら下げているネックレスが陽の光でキラキラと輝いてるの、これ、まことくんが私にプレゼントしてくれたネックレスでしょ?だから、まことくんもつけてると思って外せないの」
お揃いのネックレスをつけるのは私だけでいい
他の女の子とお揃いにはしないで
もうこれって完全に…。
私は首元でキラキラと輝いてるネックレスを握りしめると
まことくんの手を取り、私は1度深呼吸をして、気分を落ち着かせ、息を大きく吸い込み
勇気をだして、まことくんに伝える