実玖ちゃんはまだ泣いてる瑠菜の腕をとると、明るい声で瑠菜を引っ張る

友達が7人になったことすごく嬉しかった

購買で買ったパンを持って、屋上で食べようってことで屋上にいく
屋上に着くと、瑠菜はパンを頬張りながら

「あのね?うちのお母さんたちの噂って言うの?聞いちゃったの?」

あー、親が生活保護不正受給してるって噂か。

「あれね?本当だったんだけど、私の両親、あれから心入れ替えて今はちゃんとした仕事に就いてるから大丈夫だよ。それにね?家も一軒家に変わったからいつでも友達呼んでって言ってくれて」

私たちはパンや弁当を食べながら、瑠菜の話に相槌を打つ

でも話の途中に私たちは驚いた

「え、そうなの?一軒家に引っ越した?どんな家なのか今度遊びに行くね?」

瑠菜はチョココロネ、私はコッペパン、実玖ちゃんと美優は弁当

相河くんはメロンパンで悠介くんとまことくんはサンドイッチ

「でもさっきの麗奈の言葉、嬉しかったなー。瑠菜が麗奈の事嫌っていなかったら長年の友達だったのにね?でも、今日から友達だよ」

「ねぇねぇ、瑠菜ちゃんのこと〜教えて欲しいな〜」