再会した幼なじみは私だけを溺愛する


「うん、私たち本音でぶつかりあったことないでしょ?だから、今、この時間に全部ぶちまけていいから。私も全部出してしまいたいの」

「……わかった」

瑠菜はずっと地面を見てたけど、顔を上げると

「麗奈ちゃんっていつもいい子ぶってるよね。
そういうところいつも嫌いだった。
だけど、智樹くんのこと話すと喜んでくれたりもした。
全く疑わずにね。
いつも笑ってて幸せそうな家族で愛されてて、私は愛されたことも無い。
だから幸せそうな家族で生まれた子をいつも妬んで、みんなに麗奈ちゃんを無視するようにしかけたりもした。
あの時もワザと隣町の大学生に頼んで、学校に来れないように仕向けたりもした。
でも大学生たちが捕まって、私は桜ヶ丘を追い出されて、やっと自分がしたことに初めて後悔した。
でも、私がまた桜ヶ丘に来た時、変わらない笑顔で話しかけてきてくれた。
それは嬉しかったけど、あの時に私の事嫌ってくれたら良かったのに」

瑠菜は泣きながら全部私に吐いた

それが瑠菜の本音なんだね

でも私も言いたいことがあるんだよね

「私だって、瑠菜が初めての友達で、これからも仲良くやっていけると思っていた、でも、あの日があったから私は人を信じるのが怖くなった」

まだあの時のことはたまに思い出すくらいだけど、今は友達がいるから幸せなんだよ