再会した幼なじみは私だけを溺愛する


長い長い入学式を済ませた教室内では

「みんな!入学おめでとう。私は担任の苅沢 愛美(かりさわえみ)って言います。好きなように呼んで欲しいな。それじゃあ明日からの流れだけど……」

担任の先生は20代で、大学を出たばかりなんだとか


「明日は委員会決めをするから、遅刻しないでね。遅刻したりしたら、勝手に委員に入れておくから」

先生がそう言った瞬間クラスは


「わかったー、俺、絶対休まねえ!」

と、誰か言葉を発した


低いけど、聞いたことあるような喋り方


まさかね

私は誰にも気が付かれないように、頭を左右に振る


「連絡事項は以上よ。今日はもう解散していいわよ。他のクラスも終わった頃だし」

「先生〜、また明日ねー」

私は席を立つと左手を上にあげて先生に挨拶すると、苅沢先生は教卓から顔を上げて