俺様社長は純情な田舎娘を溺愛する

とりあえず今夜はこたつのある和室に寝てもらう事にした。

私は最後にお風呂を頂いて、自分の部屋に戻る所で翔さんに捕まって気付くとベッドに引き込まれていた。

「どこで寝ようとしてた?」

ベッドの中で抱きしめられながら言われる。
 
「えっと、自分の部屋で寝た方が良いかなぁって思って、健君も居ますし。」

「健が居ても居なくても、一緒に寝る事。
さすがに抱くのは控えるけど…。俺の安眠の為にもこれは譲れないから。」

「…はい…。」
 
2人で生活し始めてから、
ずっと抱きしめられながら寝るのが普通になっていたけど、健君が居ると思うと気恥ずかしさがある。

明日は誰より早く起きなくちゃと心に決める。