死体写真

なるほど。


仮にそうだとしても、一体なんの写真を送り返せばいいのかわからない。


やはり推測が途中で止まってしまう。


「それで検索してみようか」


ふと新聞から顔をあげて裕之がつぶやく。


「え?」


「今まで呪いの回避方法や死体写真についてしか調べてないんだろ? それなら今度は一歩踏み入って、メールの内容で検索してみよう」


言いながらすでにスマホを取り出して検索を始めている。


呪いのメール 回避方法 メール内容。


そんなことで出てくるのかと懸念していたが、数件がヒットした。


思わず腰を上げて裕之のスマホ画面を覗き込む。


どれもこれも削除されてしまったと思っていたけれど、追いつかなかったか見落とされたものが残っていたみたいだ。


「死体写真からメールが届いても回避方法はある。だけどそれは悪魔にしかできないこと。人間ができることじゃない」


SNSに書き込まれた文章を加菜子が読み上げる。


「悪魔にしかできないこと?」


私はチラリと裕之へ視線を向けた。