死体写真

その問いかけに一瞬に頭に血が登った。


「遊ぶなんて、そんなこと……!」


そんなこと少しも考えていなかった。


衝撃と怒りで言葉がつっかえて思うような言葉が出てこない。


『……ごめん。今のはいいすぎた』


裕之の冷静な声が聞こえてくる。


裕之自身もアコの死に混乱していて、つい口走ってしまったのかも知れない。


「もういい。今日はこのまま学校を休むね」


これ以上声を聞いていたら本当に喧嘩になってしまう。


私はすぐに電話を切ったのだった。