――――毎日いんの



ふと、彼の低い声を思い出す。



【また変なのにからまれたら呼べよ】

【片付けてやるから】



いやいやいや。

あの言葉に深い意味なんて、ない。



きっと彼は、お店で変なコトするような連中が嫌いなんだ。


だから、わたしのためじゃない……って

そう思うのに。




……ドキドキする……。