この学園は国内外でもそれなりに名前が知られている学園で、 国外からもたくさんの入学希望者が来る。 その中で新入生代表に選ばれるのだから、とても栄誉なことなのだが…。 (この子はどうして断ったのだろうか) 「クフォード、そんなにその子のこと気になるの?」 「あぁ、何となくな」 歓迎パーティーの時にでも声をかけてみようと決めた。