授業が終わり、キースたちと廊下を歩いていると向こうから彼女が歩いてきた。

彼女は俺たちを見ると、一瞬動きを止めたがすぐに歩いて来る。

声をかけると、仕方なくと言った様子で立ち止まる。


図書室に行くと言うので、せっかくだからと一緒に行くことにした。

無理やり理由をこじつけたが、キースやレーウィスも何故か援護してくれたので助かった。

彼女が選ぶ本は、いろんなジャンルのもので特にこれといって特定の物が好きというわけではないようだ。

キースは避けられて、本当にショックを受けていた。