「さぁミニモフモフ、殿下を追ってちょうだい」
右肩上のミニモフモフに命じてみた。
ちっちゃなモフモフでも、もとは魔獣。金色の狼ですもの。
犬みたいにアレックスをにおいで追えるわよね?
「お嬢様。その子も一応、狼型の魔獣ですよね?ワンちゃんみたいに殿下を追わせるんですね」
「カルラ、ズバリそうよ。ほら、アレジャーノご夫妻のところの鼻ぺちゃ犬がいるでしょう?彼女の鼻、すごいのよ。さすがは鼻ぺちゃよね。彼女はジャーキーが大好きらしいんだけど、ジャーキーをどんなところに隠してもぜったいに見つけるらしいわ」
「それ、ききました。すごいですよね」
「キュキュッ!キュキュキュッ」
カルラとご近所さんの鼻ぺちゃ犬のことで盛り上がっていると、ミニモフモフが右肩上で飛び跳ねている。
まぁ、いやだわ。よそのワンちゃんの話をしたから妬いているのかしらね?
だとしたら、すっごく可愛いわ。
右肩上のミニモフモフに命じてみた。
ちっちゃなモフモフでも、もとは魔獣。金色の狼ですもの。
犬みたいにアレックスをにおいで追えるわよね?
「お嬢様。その子も一応、狼型の魔獣ですよね?ワンちゃんみたいに殿下を追わせるんですね」
「カルラ、ズバリそうよ。ほら、アレジャーノご夫妻のところの鼻ぺちゃ犬がいるでしょう?彼女の鼻、すごいのよ。さすがは鼻ぺちゃよね。彼女はジャーキーが大好きらしいんだけど、ジャーキーをどんなところに隠してもぜったいに見つけるらしいわ」
「それ、ききました。すごいですよね」
「キュキュッ!キュキュキュッ」
カルラとご近所さんの鼻ぺちゃ犬のことで盛り上がっていると、ミニモフモフが右肩上で飛び跳ねている。
まぁ、いやだわ。よそのワンちゃんの話をしたから妬いているのかしらね?
だとしたら、すっごく可愛いわ。