アレックスは、料理上手である。

 いいお婿さんになるに違いないわね。

 台所で手際よく料理を仕上げ、お皿に盛ったりテーブルをセッティングしている彼を見ながらつくづく思った。

 ランチのサンドイッチもきれいに仕上がっていた。しかも、パッとつまんで口に放り込めるよう一口大にカッティングされていた。

 カルラとアニバルは、暗くなっても戻ってこない。

 街の酒場か食堂で夕食をすませてくるつもりね。

 アレックスは、一応四人分作っていた。だけど、二人は戻ってこないと判断したらしい。

 台所にあるテーブルに二人分をセッティングしてくれた。

「目についた食材を勝手に使わせてもらった」