魔王子さま、ご執心!④ ~一途な魔王子さまは永遠の愛を誓う~

「この騒動が落ち着くまでは……ここにいてくれ」


「……はい。わかりました」


 夜明さんがそれで、安心できるなら……。


 今は私が……夜明さんを守る番だ。


「鈴蘭……ありがとう、愛してる」


 もう一度、私のことを強く抱きしめてくれた夜明さん。


「私もです」


 目を瞑って、夜明さんの体温を感じる。


 あれ……夜明さん、いつもより冷たい。


 夜明さんはいつも体温が高くて、温かいのに……体調が悪いのかな?


 というより……なんだろう。夜明さんに、抱きしめられている感じがしないというか……。


 言葉にはできないけど、どうしようもなく違和感があった。


「……っ」


 また、頭痛……。


「い、たいっ……」