魔王子さま、ご執心!④ ~一途な魔王子さまは永遠の愛を誓う~

 もう大丈夫ですと伝えたくて、私も力いっぱい抱きしめ返した。


「私は絶対に、夜明さんから離れません……!」


 夜明さんには……私がいます。


 私は……何があっても夜明さんの味方。


「ありがとう鈴蘭……」


 顔を上げると、嬉しそうに微笑む夜明さんと目が合った。


 よかった……少しでも、安心してくれたみたい。


「当分は、この部屋で過ごしてもらうことになるが……かまわないか?」


「え?」


「学校にも……行かせてやれない」


 そっか……。でも、こんな状況なら仕方がないよね。


 もう何日も学校に行っていないから、出席日数が不安だけど……そんなことを言っている場合ではない。


 それに、夜明さんを不安にさせたくない。