再会を喜びあった後、私は夜明さんからどうしてこんな状況になっているのか、詳しい話を聞いた。 「みんな……フードさ……あの黒髪の人が、本物の夜明さんだって言っていました……」 「ああ……そうだ、あいつらは、あの男に操られている」 やっぱり……そうだったんだ……。 「他のやつらは……妖術をかけられてしまったんだ」