魔王子さま、ご執心!④ ~一途な魔王子さまは永遠の愛を誓う~

 妖精の契約は、決行するのに時間がかかる。


 場所と進行人の確保、そして契約に必要な神器。どれも、今から申請をしても1週間はかかってしまう。


 それに、鈴蘭を再び奪ってから、黒闇神たちに見つからない場所に避難しなければいけない。


 そんな場所は見当もつかず、祖父に相談をした。


 女神の生まれ変わりが白神家に来るならばと、祖父は喜んですぐに場所を用意してくれた。


 祖父が首相だった時代に、休暇をとるため購入した、セキュリティも万全の場所。


 この場所だけはマスコミにもバレていないらしく、鈴蘭と過ごすにはここしかないというほど最適だった。


「ルイス様、お屋敷の用意が整いました」


「ご苦労だったな」


 使用人の報告に、口角を上げる。