魔王子さま、ご執心!④ ~一途な魔王子さまは永遠の愛を誓う~

 むしろ、閉じ込められているような気分になって……身の危険を感じた。


 夜明さん……。


 思わず、助けを求めてしまいたくなる。


 真剣な表情で、私を見つめる司空さん。


「お願いします。今は私たちの言うことを聞いてください。すべて、あなたのためなんです」


 司空さんのことを、疑うようなことはしたくない。


 でも、今の司空さんの言葉を、素直に受け入れることはできなかった。


「……おい、何をしてる」


 あ……。


 部屋の扉が開いて、“あの人”が入ってきた。


 夜明さんを名乗る、黒髪の男の人。


「夜明……もう話は終わったんですか?」


 その人は司空さんの言葉を無視して、私のほうに歩み寄ってきた。