魔王子さま、ご執心!④ ~一途な魔王子さまは永遠の愛を誓う~

 今、私の目の前にいるのは……。


 私が苦しんでいたら、何を犠牲にしてでも一緒に耐えてくれる……夜明さん?
『……愛してる』


「……っ……!」


 全身に衝撃が走って、ごくりと息を飲む。


 いつだって私に愛を囁いてくれていた、優しい夜明さんは……本当に、目の前にいる夜明さん……?


 ずっと目を逸らしていたけど……今はっきりと、違和感と向きあえた自分がいた。


 私の中の本能が、叫んでいる。


 何か……私は大きな間違いを、犯そうとしてるって。


 ……そうだ。


 確かめる方法が、ひとつだけあった。


 私は心の中で、思い切り叫んだ。


 助けて……夜明、さん……。


「鈴蘭? 目を瞑ってどうした?」