魔王子さま、ご執心!④ ~一途な魔王子さまは永遠の愛を誓う~

 俺はこの幸せを――永遠にしてみせる。


「なあ、鈴蘭」


「はあい?」


 不思議そうに俺を見つめながら、首を傾げた鈴蘭。


 愛らしい姿に、俺の決心は固まった。


「俺は鈴蘭と……生涯を共にしたいと思っている」


 もう少し待ってやりたかったが……もうこれ以上は無理だ。


「わ、私もです」


「本当か?」


「は、はい」


「そうか……よかった」


 綺麗な髪に手を伸ばして、優しく撫でた。


「実は……俺と生涯、共にいられる方法がある」


「え?」


「誰にも邪魔をされずに済む、唯一の方法だ」


「そ、そんなものがあるんですか……?」


「ああ……契約を結ぶんだ」


 俺の言葉に、またこてんと首を傾げた鈴蘭。