でも、これも少しの辛抱だ。
契約さえ結べば……妖術を解いたとしても、鈴蘭の心は俺に向いたまま。
呼び方も、記憶を改ざんすればどうにでもなる。契約後は、鈴蘭は俺の言いなりになるため……操ればいい。
鈴蘭に嫌なことをしたり、無理強いするつもりはないが、これは俺たちのこれからのために、必要なことだ。
「起こしてしまったな。すまない」
「いえ……」
ゆっくりと目を開けた鈴蘭が、くしゃっと顔を綻ばせた。
「ふふっ」
まだ眠たいのか、目もとが垂れ下がっていて、見ているだけで口もとがゆるんでしまう。
「ん? どうした?」
「こうして夜明さんと朝を迎えられるのが、嬉しくて……」
なんて、愛らしいんだろう……。
契約さえ結べば……妖術を解いたとしても、鈴蘭の心は俺に向いたまま。
呼び方も、記憶を改ざんすればどうにでもなる。契約後は、鈴蘭は俺の言いなりになるため……操ればいい。
鈴蘭に嫌なことをしたり、無理強いするつもりはないが、これは俺たちのこれからのために、必要なことだ。
「起こしてしまったな。すまない」
「いえ……」
ゆっくりと目を開けた鈴蘭が、くしゃっと顔を綻ばせた。
「ふふっ」
まだ眠たいのか、目もとが垂れ下がっていて、見ているだけで口もとがゆるんでしまう。
「ん? どうした?」
「こうして夜明さんと朝を迎えられるのが、嬉しくて……」
なんて、愛らしいんだろう……。

