戦国武将織田信長の不器用な恋

「織田くん?」

「新入社員の織田信長くんですよ」

「織田信長?」

「戦国武将と同じ名前なんて、もうびっくりですよね」

私は急いで経理部の部屋に急いだ。

「おはようございます、先輩」

私に挨拶したのは、織田信長。

信長様が現代に来ちゃったの?って思うほど、瓜二つ。

「信長様」

「えっ、嫌だな、先輩、俺は確かに名前は同性同名ですけど、戦国武将じゃないですよ」

もう、私には、信長様にしか見えない。

思わず、抱きついてしまった。

「先輩、まだ酔ってるんですか」

急に我に返って、私は現実に引き戻された。

「ごめんなさい、やだ、まだ酔ってるのかな」

なぜか、じっと私を見つめている織田くん。

信長様に見つめられているようだった。

そこに後輩のルミちゃんが入ってきた。