「本当か」

「はい」

「ではすぐにマミは俺の妻になれ」

「待ってください」

「なんでだ」

「だって、信長様の子供を現代の私が生んでいいのでしょうか」

「子は宝だ、何も迷うことはない」

なんか、信長様に言われると、大丈夫のような気になってきた。

「医者に見せて、この先どうすればいいか指示を仰ぐぞ」

「はい」

信長はマミを抱き抱えて、天守閣へ向かった。

そして、秀吉を呼んだ。

「秀吉、俺に子供が出来た、喜べ」

「えっ、さようでございますか」

「たった今からマミは俺の妻だ、良いな」

「かしこまりました」

安土城はお祭り騒ぎだった。

秀吉、政宗、家康、そして家臣らが喜んだ。