次の日の仕事中、青葉はいきなり叫んだ。
「そうだ、ランプ買えばいいんじゃないかっ」
社長室にいた来斗と竜崎が動きを止めて、こちらを見た。
「どうしたんですか? 社長。
ああ、来斗のおねえさんとかいう、美人店主の店の話ですか」
と竜崎が言う。
「もしかして、なにか理由をつけて会いに行くのに、ランプ買えばいいって話ですか?
なんで今まで思いつかなかったんですか?
社長、実生活では不器用ですか?」
容赦なくこの秘書室長は、畳みかけてくる。
っていうか、なんでわかった。
超能力者か、と青葉が思ったとき、
「あ、私もなんだか急にランプが欲しくなりました」
と竜崎が言い出した。
「なにお前まで会いに行こうとしてんだ……」



