ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

「どうしたらいいですかね?」
とあかりがこちらを見る。

「安っぽくなくて、この店の雰囲気に合ってるお値打ち商品をひとつでも、トップページに持ってこい。

 ここで買う、とっかかりになるだろ」

「そうですね。
 うーん……。
 仕入れ頑張りますっ」

「いいのがあったら教えてやるよ」
と言ったところで、あかりが、

「あ~、そういえば、木南さん、インテリアの輸入会社の方でしたね」
と苦笑いした。

「……忘れてたのに、相談したのか」

「いやいや。
 なんかパソコンとか得意そうで、頼りになりそうだったから」

 単に、サイト作るのに、頼りになりそうだからと言っただけだったのだろうが。

 何故か、頭の中で、ちょっと照れたように笑いながら、あかりが、

『頼りになりそうだったから』
と言ったシーンが何度も回った。