どっちも、と言うと、
「おふたりとも、いい先生なんですよ」
と来斗は微笑む。
「日向を連れていくようになって、大先生とかすごく喜んでくれて。
ずっと通ってた子が小児科に来なくなると、寂しくなるらしいんです。
ママになって、また子ども連れてきてくれると嬉しいらしいです」
来斗もたまに日向を連れて行って、日向といっしょに子どもの頃みたいに、シールなんかをもらったりするらしい。
ほのぼのした診察風景が頭に浮かんだとき、来斗が言った。
「若先生もいい先生なんですよ。
姉が小学校に入ったとき、若先生が同じ登校班の班長で。
支度の遅い姉をよく迎えに来てくれてたんですよねー。
うちの母が気に入って、あかりに若先生はどうかって――」
あの娘といる若い男をみな、娘とくっつけようとする母親が!?
と思ったとき、竜崎が、
「失礼します」
と入ってきて、
「来斗、さっきのデータ」
と来斗に小声で言う。
「おふたりとも、いい先生なんですよ」
と来斗は微笑む。
「日向を連れていくようになって、大先生とかすごく喜んでくれて。
ずっと通ってた子が小児科に来なくなると、寂しくなるらしいんです。
ママになって、また子ども連れてきてくれると嬉しいらしいです」
来斗もたまに日向を連れて行って、日向といっしょに子どもの頃みたいに、シールなんかをもらったりするらしい。
ほのぼのした診察風景が頭に浮かんだとき、来斗が言った。
「若先生もいい先生なんですよ。
姉が小学校に入ったとき、若先生が同じ登校班の班長で。
支度の遅い姉をよく迎えに来てくれてたんですよねー。
うちの母が気に入って、あかりに若先生はどうかって――」
あの娘といる若い男をみな、娘とくっつけようとする母親が!?
と思ったとき、竜崎が、
「失礼します」
と入ってきて、
「来斗、さっきのデータ」
と来斗に小声で言う。



