ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

 青葉はこちらを見て、笑う。

「俺はお前がどんなになっても、綺麗だって、ちゃんと言うぞ」

「えっ?
 どんなになってもってなんですかっ」

「俺と一緒になって、なにもかも不自由なく、幸せ太りしても、ダラダラな感じでも、綺麗だって言うぞ。

 なんの苦労もない人生というものが、この世に存在しないとしても。

 俺はお前のために、人類史上初、それを作り出すぞ」

 青葉はいつの間にか、あかりの手を握っていた。
 陽平を向いて言う。

「日向が将来、吾妻を継ぎたいと言ったら、吾妻の養子にしてもいいです」

「えっ、でもっ」
とあかりは振り向く。

「日向の子がうちを継いでくれるかもしれないし。
 まだまだ、俺たちの間にも、次の子が産まれるかもしれないし」
と青葉はあかりを見た。

 ……いや、我々は夫婦ではないですよ。

 何故、いきなり子が産まれるんですか、と手を振り解こうとしたが、ガッチリ握られている。