ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

「よーちゃーんっ」
と陽平の許に駆け寄り、膝に飛び乗る。

「今、ばあばに、えいご、習ってたんだよー。
 ウシはえいごでーっ、

 ミルクッ!」

 そんな莫迦なっ。

 でも、なんか間違ってない気がする……っ、とあかりが思ったとき、陽平が目を細めて言った。

「そうか。
 偉いぞー、日向」

 あかりは小声で、ぼそりと青葉に言う。

「……日向、この人に任せていたら、駄目な気がしてきましたよ」

「ああ、そうだな。
 とんでもない莫迦息子に仕上がりそうだ……」