ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

「申し訳なかったわね」
と寿々花があかりに言う。

「日向に、真希絵さんと同じ道を歩ませて」

 そう、真希絵も日向も同じ、父親にその存在を知られていないシークレットベビーとして生まれてきたのだ。

「俺は日向を実子としてちゃんと育てるぞ」

 その言葉に、ようやく二人が振り向く。

 青葉は、あかりを見て言った。

「それから、俺はお前を自由になんかさせないぞ。
 お前が店を閉めて消えても、何処までも追いかけて、絶対、家族三人で暮らしてやる」

「青葉」
「青葉さん」

 やっと青葉と呼んだな、とようやくちょっとホッとした。