ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

 ……これからどうすれば、と思ったとき、寿々花が、あっ、と声を上げた。

「なにをしているのっ。
 今、一人、列に並んだじゃないのっ。

 早くしなさいっ」

「すっ、寿々花さん。
 先着順じゃないんでっ。

 整理券配られたあと、抽選なんで、走らなくてもっ」

 あかりは高いヒールで駆け出した寿々花を慌てて追いかけた。