ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

 佐々木という、大学時代、そういえば、ちょっと顔を合わせたことがあるだけの男が、昔、堀貴之と同じ劇団にいた、と最近付き合いのない同級生から聞いて、そこから堀様にたどり着いたのだが。

 まあ、長い道のりだった。

「それで、申し訳ない。
 実は、嶺太郎さんと連絡をとっていただきたいのですが」

「私にたどり着いても、まだ先があるのですね」
と堀様は笑う。

「わかりますよ。
 レイと連絡とれないの。

 レイは仕事が増えるの嫌って、なかなか連絡とれないようにしてますからね。
 ああ、たまにお気に入りの公園に出没したりもしてるみたいですけど」

「公園?」