ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

「よく読めましたね、そのメニュー」

「どうせお前が考えたんだろ、ヤンキーか」

 青葉は子どもが書いたメニューを見ながらそう言ったあとで、こっちを見て、少し微笑む。

「お前の考えてることなら、俺はわかるさ」

「……そ、そうですか?
 じゃあ、今、私がなんて思ってるか、当ててみてください」

「『早く帰れ』」

「違います」

「『いつまでも付きまといやがって、元彼きどりか』」

「全然違います。
 意外にマイナス思考ですね、木南さん」

 おっと、こんなこと言ったら、
「じゃあ、お前は、早く帰れとは思ってないわけだな」
とか言われそうだ。

 あかりは慌てて話題を変えた。