ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

 みんなで酒を呑む。

 涼やかな夜の噴水を眺めながら、青葉は思っていた。

 確かに俺の記憶はまだ完全には戻ってはいない。

 だが、自分が確かに、あかりの青葉だったとわかっただけで充分だ。

 ともかく、早く、あかりともう一度、恋に落ちなければっ。

 なにか、まずい騒ぎが起きそうな気がする。

 あいつ、常に面倒ごとを呼んでくるからな。

 叩けば、しょうもないほこりがパタパタ出てきそうだし、と青葉は、孔子の占いとは真逆のことを考えていた。