ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

 うーむ。
 来店されたお客様の評判は上々なのだが。

 ランプって、一年に何個も買うものではないので。

 すぐにリピーターになってくれる人は、なかなかいない。

「またランプ買うときは、ここに来るね」
と言われるだけで終わってしまうことが多いのだ。

 やはり、ランプがメインでは無理があるのかと思ったとき、面倒見のいい穂月が身を乗り出し、熱く語り出す。

「よく見たら、可愛い雑貨もちらほら、片隅にっ。
 あかりさんっ、これらをショーウィンドウの方に持っていくべきですっ」

「あ、ありがとうございますっ」
とぺこぺこ頭を下げたあとで、あかりは言う。

「よしっ、できましたっ。

 では、穂月さん。
 占って欲しいことを心に念じてくださいっ」

「えっ?
 今ですか?

 混ぜるときの方がよかったんじゃ……」

「とりあえず、やってみましょう。
 いきますよ~、はいっ」
とあかりはカードの山の一番上のカードをめくってみた。