ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

「私、この間、これと同じライト付き手回しラジオ、ネットショップで買いました。

 ミニサイズで、ソーラーでも動いていいなと思って。

 色も他ではないような、可愛い色がいっぱいあっていいですよね」
と言いながら、穂月はスマホを取り出し、確認していた。

「あっ、ほんとだ。
 お店の名前も同じですね。

 商品はじっくり見たんですけど。
 店名、よく見てなくて、すみません」

 そう笑ったあとで、でもあの……と穂月は真剣な顔で言ってくる。

「この商品、もっと外から見える位置に出した方がいいですよ」

 ……子どもたちから、あの店、あんまり客いないよ、と聞いているのか。

 それとも、街の人たちの間で、あの店、流行ってないよ、と話題になっているのか。

 相当心配してくれているようだ、とあかりは思った。