ダブル シークレットベビー ~御曹司の献身~

 


 そのあと、あかりはおのれの部屋に行き、

 最近、心乱れてるからな、と思いながら、モザイクガラスのランプを五つ、床に置く。

 暗がりに透明感あるカラフルな光が溢れて綺麗だ。

 あかりは、その中央に座り、目を閉じた。

 瞑想して心を沈める。

「姉ちゃん、まだいるー?
 帰るんなら、コンビニ行くから送ってってや……」

 ぎゃーっとドアを開けた来斗の悲鳴が響き渡った。

「え?」
と振り返ったあかりに向かい、青ざめた来斗が、

「魔法陣かと思った……」
と呟く。